43km
さて、43kmコースでは、
CP2から約22kmをぐるっと回って
CP2にまた帰ってくることになります。
CP2から始まるループを1周するあいだに、
チェックポイントを回収するセクションが2つ分岐します。
CP2を越えて、CP3を巡る旅
( 15 - 27km )
CP2を越えてからは下り主体の幅広い林道を1kmほど走ります。
やがて左折の分岐からCP3を回るセクションが始まり、
ちょうど10kmほどを回ってココにまた戻ってきます。
さて、分岐から約5km先のCP3を目指しましょう。
入り口に急坂がありますが、その後は比較的開けたトレイルです。
しばらく行くと約18km地点から雰囲気が変わります。
笹藪を切り開いた、やや斜度のきつい登りが200mほど続き、
そこからはオープンな草原であったり、林の中を下るシングルトラック。
下り基調のままCP3まで続きます。ここは本当に気持ち良く走れてしまいます。
ついついスピードを出したくなりますが、
CP3後の登りに備えて飛ばしすぎないのがオススメです。
車の音が聞こえたら、それは国道12号線の春志内トンネルの入り口が近いから。
そしてCP3に着いたという合図です。
CP3はエイド併設です。のどを潤しながら、
ゼヒ食べたいのがカトルカールのパウンドケーキ。
疲れた身体にしみわたる~と大人気です。
一息ついたあとはセクション後半に入ります。
下り基調で国道の舗装道を走りますが、そこを越えると43kmコースの後半部分です。
ここからは一つ一つの上り下りが長く続きます。
力はここからのために温存しておきましょう。
さて、この登り、決して最大斜度は急ではありませんが、
地味ながら長く登り続けるコースで一番キツい登りです。
それなりの斜度の登りが約3kmにわたって長ーく続きます。
体力と足を削られますが、着実に走り続けられるペースで黙々と行きましょう。
この時点でひどく息が上がるようであれば、オーバーペース気味かもしれません。
まだ先は長いですから、急がず歩きを交えて足を休めましょう。
登り切ったらゆるく下りつつ分岐へ戻ります。
分岐に戻る手前は急な下りですから、捻挫や転倒には気をつけて。
CP4を巡る旅 ~ CP2ふたたび
( 27 - 37km )
セクション分岐まで戻ったら、次のセクションへ進みます。
しばらくは森の中を通る幅広の砂利の林道が続きます。
このあたり、正直なところそれほど楽しいトレイルではありませんが、
後半はまた違った景色を見られますから、我慢して進みましょう。
しばらく下った後に、コースは約2km続く登りに転じますが、
登りはじめて1.3kmほどでCP4を巡るセクションへの分岐です。
CP4を巡るセクションはチェックポイントまでの往復です。
足元は比較的整っており、走りやすい森の中のシングルトラックが中心です。
行きは下り基調で国道12号線付近まで下ります。
トレイル周囲は広くスペースが開けていますが、
頭上には大きく覆い被さるように木々が生い茂り、
足元は倒木があったり、水量にもよりますがちょっとした小川の渡渉もあります。
下り基調なので走りやすい、はずなのですが、
この辺に来ると結構疲れもたまっていることでしょう。
エイド以外でも適宜補給を取りつつ進みましょう。
下り切った先の突き当たりがCP4です。
エイド併設ですから、小休止して疲れを癒しましょう。
さて、行きはよいよい、帰りはなんとやら。。。
折り返しですから、行きが下りということは帰りはもちろん登りです。
32kmを走った足のダメージに追い打ちをかけるような長い登りですが、ここが正念場。
分岐まで戻ると約36km地点です。
二つのセクションをこなしたら、あと数百メートルでCP2まで戻ります。
たったの数百メートル!なのですが、なんとそこには急坂の笹藪が待っています。
まさに藪の中を進みますから、先が見えません。
初めて走る方は心が折れそうになるかもしれませんが、大丈夫です。
距離的にはそんなに長くありませんから、信じて進んで下さい。
深く掘れた涸れ沢の脇を登りますので、転落には要注意。
笹藪を抜けて視界が開けたら、そこはCP2です。お疲れ様でした!
43kmコースで2回目のCP2にたどり着いた頃には、
かなり疲労がたまっていることでしょう。
CP2に帰ってきてからは23kmコースと同じルートを辿り、
深い森のシングルトラックを抜けてゴールへと向かいます。